「最期まで自分らしく」をかなえる看取りケア~日常生活の延長線上にある看取りをめざして~ 「最期まで自分らしく」をかなえる看取りケア~日常生活の延長線上にある看取りをめざして~

看取りケアの実践では本人の尊厳を最期まで保つ
「生活を整えるケア」が重要
  • 在宅医療と看取りを取り巻く現状がわかる
  • 看取りケアの基本的な考え方、必要な知識を具体的に解説
  • 食事や排便、睡眠へのケアなど、看取りケアの実践がわかる
  • 事例をとおして看取りケアの実際も紹介
執筆
松本京子
認定NPO法人神戸なごみの家 理事長
一部会員限定
ページあり!

2024年3月公開

在宅医療の推進とともに、人生の最期を迎える場所をめぐり、さまざまなしくみが整備されつつあります。多くの人が最期まで自宅で過ごしたいと望んでいますが、現実はさまざまな事情で入院を選択される方が多くを占めています。そして、特別養護老人ホームをはじめとする介護施設での看取りの質向上に向けての取り組みが広がってきています。

大切なのは、その場所がどこであれ、その人が望んだ場所で最期まで自分らしく穏やかに過ごせることです。看取りケアは本人の意思を最大限尊重し、「最期まで自分らしく」をかなえるケアです。また、本人や家族が日々の暮らしの中で自然に死を受け入れるプロセスにおいて欠かせないケアでもあります。

今回は看取りケアの重要なポイントである「生活を整える」ケアを中心に、日常生活の延長線上に見える看取りとは何かを一緒に考えましょう。

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