2019年10月公開
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“便秘”は、ナースが日常で最も頻繁に遭遇する症状といってもよいでしょう。
そのため、「○日間排便がなければ、すぐに下剤投与」というように、便秘への対応はルーチン化しているところが多いようです。
しかし、便秘のなかには、ときには腸閉塞や敗血症、腹膜炎につながるような、危険な病態が潜んでいることがあります。そのため、“重篤な便秘”の徴候を早期に見抜き、治療・予防につなげることが大切です。
日々患者さんと接しているナースだからこそ、毎日のケアやアセスメントのなかに、“この患者さん、いつもの便秘と違う?”と気づき、重篤化を防ぐことができるチャンスがたくさんあります。数多い便秘症患者のなかから、重篤な便秘を見きわめて拾い上げ、適切な対応ができるようになるための特集です。
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