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2021年4月公開
血圧管理の目安と食事や運動で気をつけたいこと
執筆:山村聡(ドクターメイト株式会社・内科医)
血圧管理では医師に処方される薬を中心にしていますが、その他に気をつけたほうがよい血圧管理の方法にはどのようなものがあるのでしょうか。
まず、血圧管理の目安を示しておきましょう。
高齢者でも心血管疾患(心筋梗塞や狭心症、心不全など)、脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)の発症を予防するため、140/90mmHg以上の高血圧に対しては薬物療法などの治療介入をすべきと考えられています。
しかし、高齢者は一人ひとりのADL、認知機能、併存症、既往症など背景がさまざまで、生理機能の個人差も大きく、薬への“認容性”も異なるため、
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