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最新ガイドライン、DESIGN-R®2020に基づく 新まるわかり褥瘡ケア
2017年12月公開
(2)ドレッシング材の機能からみた選び方
ドレッシング材は、基本的に「湿潤環境」を形成・保持するために使用されます。機能的に分類したものを表1に示します。その中の主な機能別に代表的なものを見ていきましょう。
表1 ドレッシング材の種類と機能
日本褥瘡学会:褥瘡ガイドブック-第2版.照林社,東京,2015;36.より引用
創周囲の皮膚に密着して創面を閉鎖環境の下に湿潤環境にするドレッシング材です。「粘着層」と「防水加工された外層」の二重構造になっています。粘着層は疎水性ポリマーと親水性ポリマーがブレンドされたもので、疎水性ポリマーが粘着性を、親水性ポリマーが吸水性をもたらします。創面が密閉されることで、親水性ポリマーによって滲出液が吸収されます。吸水した部分は溶解し、ゲル状に変化します。そのため、創面が湿潤環境に置かれることになります。ただし、ハイドロコロイドは過剰な滲出液を吸収する機能はないため、滲出液の多い創には適さないことは注意すべきでしょう。
乾燥した壊死組織などに覆われた創に対して、
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