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2020年6月15日公開
急性期入院医療の見直し:「重症度、医療・看護必要度」はどう変わったか
『エキスパートナース』編集部
前回の2018年度改定では、一般病棟の入院料の体系が再編されました。これは、病床数に占める看護配置「7対1」病床の割合が高すぎることから講じられたものでした。つまり、「7対1」を真の急性期病院へ絞り込むために、「入院料2・3(10対1)」への移行がしやすい点数体系としたのです。しかし実際には、「7対1」から「入院料2・3」へ移行した病棟は全体の1割にも達しませんでした。そこで、今回の改定では、①「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の基準値の引き上げ、②看護必要度A・B・C項目の見直し、が行われました。
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