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2016年7月公開
(4)下痢のとき、「頻回に」陰部(殿部)洗浄を行わない
多崎恵子
金沢大学医薬保健研究域保健学系看護科
学領域准教授(2016年7月現在)
大桑麻由美
金沢大学医薬保健研究域保健学系看護科
学領域教授(2016年7月現在)
排泄物、特に下痢で皮膚が汚染し、長時間付着すると、下痢便に含まれる消化酵素により皮膚のpHがアルカリ性に傾きます。そこにさらに細菌等の刺激が加わると、皮膚障害発生を招くだけでなく、何よりも患者の不快感が増すために、皮膚に付着した下痢便は早く除去する必要があります。
しかし陰部(殿部)洗浄は、皮膚の汚染を除去するという点では優れていますが、©DEARCARE Co., Ltd.