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2023年1月更新(2021年4月公開)
『エキスパートナース』編集部
褥瘡状態評価スケールDESIGN-R®(デザインアール)が新しくなって、「DESIGN-R®2020」となりました。
改定のポイントは、以下の2つです。
・深さ(D/d)の項目に「深部損傷褥瘡(DTI)疑い」が追加されたこと
・感染・炎症(I/i)の項目に「臨界的定着疑い」が追加されたこと
これによって、これまで「DTIじゃない?」と思われていたけれど、該当する項目がないために「U:深さ判定が不能の場合」に入れていた褥瘡を「DDTI」として分類可能になりました。
さらに、「クリティカルコロナイゼーションかも知れない」と思われていた状態を「I3C」として分類できるようになりました。
“DTI”にしても“クリティカルコロナイゼーション”にしても、現場のナースの方々にとっては、ちょっと難しい概念かも知れません。
ただ、今後、褥瘡のアセスメントを行うときには「DESIGN-R®2020」を使うことになります。
この特集では、「DESIGN-R®2020」について、“ここだけは知っておきたいポイント”に絞って、できるだけわかりやすく解説します。
もっと詳しく知りたい方は、一般社団法人日本褥瘡学会編集『改定DESIGN-R®2020 コンセンサス・ドキュメント』をお読みください。学会の下記のホームページからダウンロードできます。書籍で購入したい場合は下記から直接購入できます。その他、看護雑誌でもDESIGN-R®2020を特集しています。
■日本褥瘡学会
http://www.jspu.org/jpn/member/pdf/design-r2020_doc.pdf
■書名「改定DESIGN-R®2020コンセンサス・ドキュメント」購入の場合
A4判、32頁、ISBN978-4-7965-2524-4
https://www.shorinsha.co.jp/detail.php?bt=0&isbn=9784796525244
■看護専門雑誌『エキスパートナース』2021年3月号・特集「ここが変わった! 褥瘡状態評価スケールDESIGN-R®2020」
https://www.shorinsha.co.jp/
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