※パスワードの変更もこちらから
2023年1月更新(2021年4月公開)
「臨界的定着疑い」とはどのような状態で、どう判断したらよいか
最新ガイドライン、DESIGN-R®2020に基づく 新 まるわかり褥瘡ケア
『エキスパートナース』編集部
・「臨界的定着疑い」の捉え方
・「臨界的定着」と「バイオフィルム」
・「臨界的定着疑い」のアセスメント
「臨界的定着(クリティカルコロナイゼーション)」とは、先に述べたように感染の段階のうち「定着」と「感染」の間に位置するもので、定着よりも細菌数が多くなり、感染に移行しかけた状態のことです。これは、以下の日本褥瘡学会の用語の定義に拠っています。
「創部の微生物学的環境を、これまでの無菌あるいは有菌という捉え方から、両者の連続的に捉えるのが主流となっている(bacterial balanceの概念)。すなわち、創部の有菌状態を汚染(contamination)、定着(colonization)、感染(infection)というように連続的に捉え、その菌の創部への負担(bacterial burden)と生体側の抵抗力のバランスにより感染が起こるという考え方である。臨界的定着はその中の定着と感染の間に位置し、両者のバランスにより、定着よりも細菌数が多くなり感染へと移行しかけた状態を指す。」1
一方、DESIGN-R®の「I(感染/炎症)」の項目は、
ご登録された会員メールアドレスとパスワードを入力して、「ログイン」を押してください。
ログイン
限定コンテンツ
実践のコツや記事などの
「限定コンテンツ」が見られる!
資料ダウンロード(PDF)
一部の記事で勉強会や
説明など便利に使える資料を公開中!
ケア情報メール
新たなコンテンツの
公開情報や、ケアに役立つ情報をお届け!
実践ケア動画
エキスパートのワザやコツが
学べる動画を多数掲載!
期間限定セミナー動画
各分野のエキスパートが登壇。
1回約15分で学べる!
電子書籍
書店で販売されている本や、
オリジナル書籍が読み放題!
©DEARCARE Co., Ltd.