ナース・介護者が知っておきたい
おむつの選び方・使い方:おむつかぶれを防ぐケアの実際
赤羽中央総合病院 看護師長
介護老人保健施設「太陽の都」
高橋麻由美
2020年8月公開
皆さんは、何を基準におむつを選んでいますか? おむつ選びにかかわる専門職は、最低限「漏れないおむつを選択する力」を身につけておく必要があります。病院や施設では、タイプやサイズの異なるおむつが常備されており、フィッティングができるのが一般的だと思います。たとえ、見た目の体格でおむつを選んだとしても、大きすぎれば、すぐに小さい物に変えることができます。しかし、在宅ではどうでしょうか。市区町村の紙おむつ支給事業で決められた製品を注文するか、ドラッグストアなどで購入するのが大半だと思います。合わないからといって、すぐに別の物に交換することはできません。
大きすぎるおむつで排泄物が漏れ出した場合、在宅では寝衣交換も洗濯も、ご家族の負担になります。小さすぎるおむつで皮膚トラブルを起こせば処置の手間も増えてしまいます。ですから、退院指導や在宅でおむつケアの指導をするときは、その方にあった製品を紹介しなければなりません。
おむつ選びのポイントは、アウターは「ADLや自立度」「体型」に合わせて選び、インナーパッドは「尿量や交換回数」で選ぶことです。ここでは、基本的なおむつの選択方法について述べ、合わない製品を使用した場合の皮膚トラブルや対処法についても解説します。漏れの原因をアセスメントする“すべ”にもなりますので、ぜひ、ご参考になさってください。
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