※パスワードの変更もこちらから
2024年6月公開
『エキスパートナース』編集部
2024年度の診療報酬改定は、本体「0.88%のプラス改定」となりました。ここ数年の改定率、2018年度(プラス0.55%)、2020年度(プラス0.55%)、2022年度(プラス0.43%)と比較してもかなり大きなプラス改定です。
その内訳は、「実質的な本体改定」部分:プラス0.46%、看護職員、病院薬剤師、その他の医療関係職種の処遇改善(賃上げ)部分:プラス0.61%等となっています。物価高騰に伴い各産業で賃上げの動きが加速しており、医療従事者においても処遇改善は喫緊の課題と言えそうです。これにより実質的に看護師の給料がどう上がるかが注目されるところです。
これら医療従事者の処遇改善や、重症度、医療・看護必要度の評価項目の変更、そして、新たに入院基本料の要件に組み込まれた「身体的拘束最小化」の動き、また新たにできた「地域包括医療病棟」など、看護師にかかわる項目について見ていきましょう。
©DEARCARE Co., Ltd.