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2025年5月公開
坐薬を用いたがんの疼痛コントロール
佐藤文俊
ケアプロ在宅医療株式会社
ケアプロ訪問看護ステーション東京
中野ステーション 診療看護師
直腸から坐薬を投与する方法です。経口から服用ができなくなった場合でも使用ができるメリットがある一方で、挿入に不快感を伴い、坐薬挿入のために側臥位に体位変換する身体的負担を伴うこと、また、家族で投与できない場合には、看護師が緊急訪問をするか定時訪問のときに使用する必要があるなど、タイムリーな使用に制限があることが難点です。
左側臥位で坐薬に潤滑剤をつけ、尖っているほうから肛門へ挿入します。挿入後は数分、ティッシュペーパーで押さえます。
半量を投与する場合には、容器ごと清潔なハサミで斜めに半分にカットし、残ったほうはラップで包んで冷蔵庫に保管します。後ろ半分は切り口が尖っているため、挿入前に指でなめらかになるように整形してから潤滑剤をつけて肛門に挿入します(図1)。
図1 坐薬の半量投与
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