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2024年10月公開
古田勝経
医療法人愛生館小林記念病院褥瘡ケアセンター センター長
医療法人愛生館小林記念病院褥瘡ケアセンター センター長
急性期の医療施設では、チーム医療による褥瘡対策が有効に進み、褥瘡を持つ患者さんは確実に減っています。しかし、高齢者保健・福祉施設には、相変わらず褥瘡を持った療養者がおられます。また、訪問看護師や訪問ヘルパーが在宅で褥瘡を持つ利用者さんに出合うことも多いでしょう。こうした場では依然として褥瘡を持つ方が多く、しかも「治りにくい」褥瘡が増えているような印象もあるようです。
「治りにくい」褥瘡の要因はさまざまですが、「適切な外用薬治療」が行われていないことも1つの要因とされています。在宅や高齢者保健・福祉施設では、病院のように豊富な人材による褥瘡のトータルケアが行われにくい現状があります。また、外用薬1つとっても自己負担のために、適切な薬剤を使えない現状もあります。
そこで、効果を発揮しているのが「ブレンド軟膏」を使った「フルタ・メソッド」です。「フルタ・メソッド」では、「滲出液」と「基剤」を中心にして薬効を考えます。治りにくい褥瘡に対して多くの実績を残し、進化し続ける「フルタ・メソッド」の「極意」を紹介します。
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