～ 特集 ～
在宅で人工呼吸器を使用している療養者の日常生活ケア
2025年12月公開
辻本雄大
株式会社GIVE&MAKE
代表取締役社長
クリケア訪問看護ステーション
所長/管理者
急性・重症患者看護専門看護師、
特定看護師（7区分16行為）、
公認心理師
2005年国立三重大学医学部看護学科卒業後、国立病院機構三重病院や国立循環器病研究センターで急性期看護に従事。大阪府立大学大学院修了後、奈良県立医科大学附属病院ICU勤務、急性・重症患者看護専門看護師取得。特定行為研修修了後、同院で教育・人材育成に携わる。2021年より同大学院博士課程在籍、公認心理師取得。2023年株式会社GIVE&MAKE設立、クリケア訪問看護ステーション所長。
訪問看護の現場において、人工呼吸器管理が求められる機会が年々増加しています。在宅の場では病院とは異なり、医師や複数のスタッフが不在のなか、訪問看護師1人で訪問してケアに当たるケースがほとんどです。また、医療者が不在のタイミングでは、家族など同居介護者や介護スタッフが、療養者の日常生活を支えることになります。
この特集では、在宅で人工呼吸器を使用している療養者のケアに当たる際に、訪問看護師が知っておきたい基本的知識とケア・アセスメントのポイントをまとめています。また、トラブルを未然に防ぎ、あるいは早期発見・対処につなげるために、家族や介護スタッフに伝えておきたい観察ポイントもまとめています。
- 目次
- Part1 在宅で人工呼吸療法を行っている療養者のケアでまず押さえたいこと
- Part2 在宅でNPPVを利用している療養者へのケア
- Part3 在宅でTPPVを利用している療養者へのケア
