Part3栄養剤投与時のポイントと感染防止

西山医院院長
西山 順博

2020年5月公開

1.感染を防ぐための胃瘻(いろう)カテーテル汚染対応

1)経腸栄養剤注入中の栄養ライン管理

経腸栄養剤は、缶やバッグに入っています。バッグ型製剤の中にはバッグのまま吊り下げて直接栄養管につなげる「RTH製剤」があります。RTHは“Ready To Hang(吊り下げ式)”の略で、イルリガートルに移す必要がないため無菌的に投与できます。それ以外の缶やバッグの製品は、イルリガートルに移し替える作業が発生するため、イルリガートルを清潔に保つことが必要です。それに加えて、イルリガートル内で長時間曝露されることによるリスクも危惧されます。そのため、蓋があるものは蓋をして、3時間以内で滴下することが望ましいとされています。
また、“追加水”はけっして混合することなく、経腸栄養剤の注入前に単独で投与し、30分経過してから経腸栄養剤の注入を開始することが推奨されています。

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