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2024年4月公開
がん患者・非がん患者の苦痛とマネジメント
池邉 太一
医療法人社団悠翔会 副理事長
悠翔会在宅クリニック春日部 院長
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
池邉 太一
医療法人社団悠翔会 副理事長
悠翔会在宅クリニック春日部 院長
佐々木 淳
医療法人社団悠翔会 理事長・診療部長
緩和ケア・EOLケアは、「がん・非がんと疾患を問わず、そして場を問わない普遍的なケア」であるものの、病の軌跡が異なるように、生じてくる苦痛についても違いがあるとされています。
頻度が高い苦痛としては、過去の報告によると、がんにおいては痛みが主になることが多いですが、非がんの心不全・肺疾患の場合には呼吸困難、認知症や神経疾患の場合には嚥下障害とされています。
しかし、これはあくまでも頻度の問題であり、がん患者においても呼吸困難や嚥下障害は問題となります。一方、心不全や肺疾患でも痛みを伴うこともあり、最終的には個々の患者さんの状況に応じて苦痛緩和を行うことが必要です。
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