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2025年3月公開
予後が1か月を切るタイミングとは?
4.臨終期の「呼吸困難」に対するケア
細井 崇弘
細井 崇弘
地方独立行政法人茨城県西部医療機構 筑西診療所 医師
地方独立行政法人茨城県西部医療機構
筑西診療所 医師
臨終期にある患者さんが経験する「呼吸困難」のケアは、医療・介護従事者にとって避けられない課題です。息苦しさに苦しむ患者さんと、その姿を見守る家族にどのように対応すればよいか、具体的なケアの方法をご紹介します。日常のケアの中にも、患者さんに安らぎを提供するためのポイントがたくさんあります。
呼吸困難は、多くの臨終期の患者さんが経験する症状です。特にがん患者さんでは、死亡1~2週間前から症状の頻度や程度が増すことが報告されています1。原因としては、呼吸機能の低下やがんの進行による全身状態の変化(例:胸水や貧血の悪化)、精神的な要因などが挙げられます。
臨終期における呼吸困難は、これらの要因が複雑に絡み合い、治療が難しいことが多くあります。患者さんだけでなく、見守る家族にとっても大きなストレスになるため、適切な対応が求められます。
呼吸困難に対しては薬物療法も効果的ですが、
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