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2024年1月公開
看護師が知っておきたいパーキンソン病の治療法
秋山 智
広島国際大学 教授
日本難病看護学会 代表理事
秋山 智
広島国際大学 教授
日本難病看護学会 代表理事
1. 薬物療法
2. リハビリテーション
3. デバイス補助療法(DAT:Device-Aided therapy)
4. その他の治療法
古くから薬物療法とリハビリテーションがパーキンソン病治療の両輪と言われていますが(ただし根治療法ではない)、昨今では同じく根治療法ではないもののさまざまなデバイス補助療法が実施されています。
症状やその程度、患者さんの年齢や罹患年数、薬の副作用の度合いなどによって、薬物療法を基本としながら、さまざまな治療法が選択・併用されます。
薬物療法は治療の中心であり、さまざまな薬物が開発されていますが、一方でそれぞれ特徴的な副作用もあるため、注意が必要です。
1)レボドパ
最も効果が高く、薬物療法の中心です。
大脳基底核(線条体)でドパミンが欠乏している状態なので、ドパミンの前駆物質であるレボドパを投与します。ドパミンは直接経口投与しても血液脳関門でブロックされて脳内に届きません。そこで前駆物質のレボドパを投与し、これは腸管で吸収されてやがて血液脳関門を超えて、中枢でドパミンに返還されることになります。
なお、消化管でドパミンに返還されてしまうことを防ぐために、それを阻害するカルビドパなどの合剤として投与されることが多いです。
レボドパは大変よく効きますが、
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