2016/07/25
28%のがん患者が、がん罹患後の1年間に、勤務先の待遇に関するネガティブな変化を経験していることがわかった。最も多いのが「給与が下がった」で16.0%。次いで、「勤務評価が下がった」12.9%、「昇進の見込みがなくなった」10.3 %と続く。
三菱UFJリサーチ&コンサルティング会社は、がん罹患時に正規雇用されており、現在も就業を続けている65歳以下の会社員978人を対象に、インターネットアンケートを実施。がんに罹患した就業者の治療と仕事の両立の実態、両立支援制度の利用状況、職場での相談状況などを調査した。
がんに罹患したことに対する職場の対応は、「特に何もなかった」が51.2%と最も多く、次いで、「今後の働き方について、あなたの意志や希望を確認した」が34.6%、「担当業務の量や内容について相談した」は17.9%、「職場の同僚等の理解を得るために職場の中であなたの仕事と治療の両立について説明等を行った」が11.0%だった。
また、治療をしながら仕事を続けるために必要だと考える、勤務先からの支援について、36.6%が「出社・退社時刻を自分の都合で変えられる仕組み」であり、次いで「がん治療に関する費用の助成」が35.6%、「残業をなくす/減らす仕組み」が23.3%だった。
詳しくは、三菱UFJリサーチ&コンサルティングWebサイト参照
■上記ニュースに関連したディアケアコンテンツをご覧いただけます。
×close
×close
©DEARCARE Co., Ltd.