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2018/2/26

子宮頸がんワクチンに「理解」と「判断」を促すリーフレットを厚生労働省が作成

子宮頸がんの主要原因とされるヒトパピローマウイルス(HPV)については、予防ワクチン接種後に出現する広汎な疼痛、運動障害などからさまざまな意見が出されているが、厚生労働省では、定期接種対象の女性や保護者らに向けて、予防効果とリスクを紹介したリーフレット改訂版を作成した。ワクチン接種した一部の女性が全身の疼痛などを訴えたことから、国は現在積極的勧奨を控えているが、同省では「十分理解したうえで判断してほしい」としている。

リーフレットは、「HPVワクチンの接種を検討しているお子様と保護者の方へ」「HPVワクチンを受けるお子様と保護者の方へ」「HPVワクチンの接種に当たって 医療従事者の方へ」の3種類があり、それぞれ色分けされている。「HPVワクチンを受けるお子様と保護者の方へ」のリーフレットでは、「HPVワクチンは、積極的におすすめすることを一時的にやめています」と明記したうえで、ワクチン接種後について、「気になる症状が出たときはすぐにお医者さんや周りの大人に相談してください」と呼びかけている。

子宮頸がんは年間約1万人が罹患、2,700人ほどが死亡する。ワクチン接種によって10万人あたり最大で209人の死亡を防ぐ効果が期待されるとしている。ワクチン接種後、広汎な疼痛、手足の動かしにくさ、不随意運動などを中心とする多様な症状が起こり得るとされ、これまで報告された「副作用の疑い」は因果関係を問わず3,130人(10万人当たり92.1人)いるとされている。医療者用リーフレットでは、接種後にこうした疼痛や障害が起こった場合は、 ①副反応疑い報告を行う、②それ以降のHPVワクチン接種の中止や延期を行う、などの対応を検討するように医師に訴えている。

詳しくは、下記の厚生労働省Webサイト参照

http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/

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