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2018/3/19

訪問看護ステーションでの求人倍率が急上昇。在宅ケアへの流れを反映

都道府県ナースセンターでは、看護職の無料職業紹介事業や潜在看護職の復職支援事業を実施している。今回、ナースセンターに登録している求職・求人データに関して、2016年度の求人倍率、求人、求職者の状況や応募・就職の状況、給与などが報告された。それによると、2016年度の求人数およそ16万人に対して求職者数はおよそ6.7万人で求人倍率は2.41倍。施設からの求人数は横ばいなのに対して、求職者数は10.2%増えている。雇用形態別では、「常勤」希望が2.71倍、「非常勤」は2.21倍となっている。

施設別に見ると、「訪問看護ステーション」が最も高く3.69倍で、前年の2.22倍から大きく増加している。医療の流れが地域包括ケアへと大きく動き始めている状況を如実に反映しているといえる。病院では、200床未満が2.51倍、200床以上500床未満が2.22倍、500床以上が2.18倍となっている(図)。

図 施設別求人倍率、求人数、求職者数(求人倍率1.00以上の施設のみ)

求職者の年齢では、「40~44歳」が最も多く(17.2%)、「45~49歳」(16.2%)、「35~39歳」(14.7%)と続く。「60歳以上」も1割近くあり、定年後のセカンドキャリアとして就業を希望する人が増えていることがうかがえる。

詳しくは、下記の公益社団法人日本看護協会Webサイト参照

  • ※この記事内容は公開当時の情報です。ご留意ください。

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