2019/10/21
厚生労働省より、「平成30年衛生行政報告例(就業医療関係者)の結果」が公表された。本報告書では、平成30年末における就業保健師・助産師・看護師・准看護師などのデータがまとめられているが、ここでは看護師と准看護師について紹介する。
平成30年末の看護師の数は121万8,606人(男性9万5,155人、女性112万3,451人)で、前回(平成28年)に比べ6万9,209人(6.0%)増加している。准看護師は30万4,479人(男性2万1,777人、女性28万2,702人)で、前回に比べ1万8,632 人(5.8%)減少している。
就業看護師等の年次推移(実人員)
※各年末現在
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また、就業場所別に見てみると、看護師および准看護師は「病院」が最も多く、それぞれ86万3,402 人(70.9%)、11万6,434 人(38.2%)となっている。次いで「診療所」が多く、それぞれ15万5,986人(12.8%)、9万8,134人(32.2%)となっており、続く「介護保険施設等」では8万9,270人(7.3%)、7万604人(23.2%)という結果であった。准看護師は、「診療所」「介護保険施設等」の割合が高いことがわかる。
雇用形態別に見ると正規雇用が最も多く、看護師は100万1,542人(82.2%)で、准看護師は21万5,015人となっている(70.6%)。
年齢階級別では、看護師は「40~44歳」が18万3,793 人(15.1%)、准看護師は「55~59 歳」が5万262人(16.5%)と最も多くなっている。
年齢別・看護師・准看護師就業者数
※平成30年末現在
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詳しくは、下記の厚生労働省Webサイト参照
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