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2020/1/7

AYA世代(15歳~39歳)のがん患者、2年で約6万例

若年者のがん罹患が注目されている。国立がん研究センターと国立成育医療研究センターは、0歳~14歳の小児と15歳~39歳の若年成人(AYA世代:Adolescent and Young Adult)のがん患者数の報告書を公表した。これは全国のがん診療連携拠点病院等のがん専門施設において実施された、2016年~2017年の院内がん登録のデータを集計したものだ。両センターが協働で行う集計は今回が初めてとなる。

この2年間に自施設で初回治療を開始した小児がんは4,534例(2016年2,136例、2017年2,398例)、AYA世代のがんは5万8,837例(2016年2万9,544例、2017年2万9,293例)であった。

■男女別の年齢階級別罹患数

※卵巣境界悪性腫瘍を除く6万2,301例(小児がん4,513例、AYA世代のがん5万7,788例)を解析

ここではAYA世代の結果を紹介する。AYA世代のがんは25歳を超えると飛躍的に増加し、30歳~39歳で発症したものが40歳未満のがん全体の70%を占めている(30歳~34歳:27%、35歳~39歳:43%)。また、20歳以上のがん患者の約80%が女性で、25歳以降のがんの急激な増加は、女性の子宮頸がんと乳がんの増加によるものと考えられるという。

同センターでは、AYA世代のがん対策を考える際には、このような性別、年齢によるがんの種類の違いも考慮すべきと考えられるとしている。

詳しくは、下記の国立研究開発法人国立がん研究センターWebサイト参照

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2019/1018/index.html

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