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2021/4/20

日本看護協会が2019年度の看護職の求職・求人・就職に関する状況を報告

日本看護協会は、2021年2月17日、2019年度「ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析」の結果を発表した。

求人の状況は、求人数158,602人に対して、求職者数67,710人、求人倍率2.34倍で、2016年以降、同水準で推移しているという。

求職者の特徴としては、60歳以上のいわゆる「プラチナナース」の求職者が増加しており、2015年度と比較すると1.7倍にも上るという。さらに、希望する雇用形態は「常勤」33.6%、「非常勤」45.0%台、「臨時雇用」21.1%と、求める雇用形態は多様となっているようだ。

求人倍率が最も高かったのは、「訪問看護ステーション」で、3.10倍であった。ナースセンターに登録している求人施設は3,424事業所で、その求人数の合計は15,367人。1事業所あたり4.5人という高い数値となっている。

その一方で、「訪問看護ステーション」を希望する求職者は4,962人、7.3%であり、2016年度から比べると増加傾向にあるとはいえ、求人数とマッチングしない状況があるといえる。求職者が希望する施設種別で最も多いのは病院で、「病院(20~199床)」17,328人(25.6%)、「病院(200~499床)」15,324人(22.6%)、「病院(500床以上)」8,863人(13.1%)であった。

また、「就業している求職者の退職したい理由」で最も多かったのは、「看護職の他の職場への興味」13.6%であった。年齢別にみると、「24歳以下」では「看護職の他の職場への興味」が21.0%と最も多く、「自分の適性・能力への不安」16.0%、「自分の健康(主に精神的理由)」15.1%、「上司(看護管理者等)との関係」13.5%の順に高かった。「60歳以上」では「定年」24.9%以外に「親族の健康・介護」6.0%、「自分の健康(主に身体的理由)」4.3%、「看護職の他の職場への興味」3.4%などであった。

詳しくは、下記の日本看護協会Webサイト参照
2019年度 「ナースセンター登録データに基づく看護職の 求職・求人・就職に関する分析」 結果

https://www.nurse.or.jp/up_pdf/20210217131441_f.pdf

すべての結果を収載した全文
「2019(令和元)年度ナースセンター登録データに基づく看護職の求職・求人・就職に関する分析報告書」

https://www.nurse-center.net/nccs/scontents/sm01/SM010801_2_2019.html?20210128090000