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2021年7月1日、国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センターが運営するウェブサイト「がん情報サービス」（https://ganjoho.jp）が9年ぶりに全面リニューアルされた。掲載情報の見直しが行われ、画面構成はモバイルファーストデザインに一新されるなど、最新かつ確かな情報が、より探しやすいサイトに生まれ変わった。

今回のリニューアルポイントは以下のとおり。

1. 1旧ウェブサイトのコンテンツが整理され、ほとんどが5年以内に作成/更新された情報になった
   
2. 2どのページからも、サイト内検索や、相談先病院の検索ができるようになった
   
3. 3最も利用者が多い、がんの種類別の情報をすぐに閲覧できるようになった
   
4. 4サイト内の情報を一覧で確認できるようになった
   
5. 5閲覧履歴の確認や、よく見るページの登録ができるようになった
   
6. 6小児、AYA世代、はたらく世代といった世代別に情報を探すことができるようになった
   
7. 7医療関係者向けおよび統計サイトが改良された
   
8. 8がん統計サイトが改良された
   

また、全面リニューアルにあたって、新たな情報作成と提供の方針が定められた。主な対象は「がんと診断されて間もない人たちをはじめとする、医療者/医療機関に十分につながっていない患者や国民の方々」、また主に優先的に作成提供される情報としては、「医療にかかる際の判断の助けになる情報」、「がん対策の中で取り扱われる新しい用語や内容」、「中立的な立場で情報発信が必要で、他では充実した情報がないもの」、「患者が医療者/医療機関につながっている場合でも、特に医療者等に尋ねにくい悩みや困りごと（性や排泄に関することなど）に関する情報（患者と医療者の橋渡しになる情報）」、および「5年以内に作成/更新をした情報を掲載する」が挙げられている。

医療関係者向け(https://ganjoho.jp/med_pro/index.html)および統計サイト(https://ganjoho.jp/reg_stat/index.html)も改良されているので、がん医療の情報のアップデートに参照されたい。

詳しくは、下記の国立研究開発法人国立がん研究センターWebサイト参照

https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2021/0701/index.html