2023/4/13
政府の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針が変更され、2023年3月13日から「マスク着用」は個人の判断に委ねられることになった。ただし、重症化リスクの高い高齢者等が多い場所では引き続き感染拡大防止対策としてマスク着用が推奨された。
この改定方針を踏まえ、厚生労働省は高齢者の支援や介護予防を目的とした「通いの場」や「認知症カフェ」等の実施における留意事項の見直しを行い、介護保険最新情報Vol.1130で周知した(2023年2月24日付)。
これまでの留意事項では「運営者・リーダー、参加者ともに、症状がなくてもマスクを着用すること」、「会話をする際は、(中略)マスクを着用することを徹底すること」、「食事中以外は、マスクを着用すること」と明記されていたが、いずれも「マスクを着用することを推奨する」に変更された。
今後、マスクの着用について対応に悩む場面が増えてくるものと思われるが、通いの場の取り組みにおいては、今回見直された留意事項を踏まえ、感染防止対策を確保した上で実施することが求められる。
なお、政府は引き続き、基本的感染対策として「3つの密(密閉、密集、密接)」の回避、「人と人との距離の確保」、「手洗い等の手指衛生」、「換気」の実践を励行している。
詳しくは、下記の厚生労働省Webサイト参照
介護保険最新情報Vol.1130
「新型コロナウイルス感染症の感染防止に配慮して通いの場等の取組を実施するための留意事項について(その3)」
https://www.mhlw.go.jp/content/001063263.pdf
「マスク着用の考え方の見直し等について(令和5年3月13日以降の取扱い)」
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