2015/05/30創傷ケア
看護師の専門性を高めるキャリアアップのコースとしては、公益社団法人日本看護協会が認定する認定看護師・専門看護師が代表的なものだが、それ以外にも学会や研究会レベルでスキルアップを図るコースがある。
創傷看護領域では、一般社団法人日本褥瘡学会の「日本褥瘡学会認定師制度」があり、在宅褥瘡予防・管理師が取得できる。その他、いくつかの認定制度があるので紹介しよう。
フットケア指導士(日本フットケア学会認定)
日本下肢救済・足病学会認定師(日本下肢救済・足病学会認定)
日本コンチネンス協会認定排泄ケア専門員(日本コンチネンス協会認定)
コンチネンスメイト、コンチネンス電話相談員、コンチネンスリーダー、コンチネンスアドバイザー
名称 | 条件 | 受講資格 |
---|---|---|
コンチネンスメイト | 初級セミナー受講 | 特になし |
コンチネンス電話相談員 | 電話相談員養成セミナー受講 | 会員であること 原則コンチネンスメイト以上 |
コンチネンスリーダー | 中級セミナー受講 | 会員であること 原則コンチネンスメイト以上 |
コンチネンスアドバイザー | 上級セミナー受講 | 会員であること コンチネンスリーダーとして5年以上経験があること |
これ以外に、公益社団法人日本皮膚科学会では、以下のような目的で、「スペシャリティナース」育成のための講習会を始めている。
「皮膚科学は、従来より軟膏処置やスキンケアなど看護の重要性が高い領域であるが、さらに近年では褥瘡や創傷ケア、乾癬の紫外線治療や生物学的製剤の治療が一般化し、これらの看護には高度の専門性が必要とされてきている。今後ますます必要とされる、皮膚科看護に精通したスペシャリティナースの育成のため、この講習会が企画された」
問い合わせ先
公益社団法人日本皮膚科学会
〒113-0033 東京都文京区本郷4-1-4 TEL:03-3811-5099 FAX:03-3812-6790
https://www.dermatol.or.jp/
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