2015/04/30ストーマケア
東日本大震災でも課題になった、災害発生時のストーマ用品の入手方法について、「ストーマ用品セーフティーネット連絡会」が『災害時対応の手引き』(平成27年4月制定)を出して、具体的な対応方法を案内している。「ストーマ用品セーフティーネット連絡会(OAS:Ostomy Appliance Safety net group)」は、国内のストーマ用品メーカー(アルケア株式会社、コロプラスト株式会社、コンバテック ジャパン株式会社、ソルブ株式会社、株式会社ホリスター、村中医療器株式会社)によって結成された団体である。
当会では、過去の経験で、災害時にはストーマ用品の搬送・提供の優先順位が低くなることが予想されることから、ストーマ用品メーカーの社会的責任として、ストーマ保有者に対して早期の流通を確保する取り組みを打ち出している。具体的には、以下のようなものである。
緊急時ストーマ用品無料提供
緊急時(災害発生から約1か月間)において、ストーマ用品を無料提供する。
ストーマ用品:OAS会員各社が販売しているストーマ用品全般
対象者:災害救助法適用の市町村内の被災ストーマ保有者。ストーマ用品の持ち出しや入手が困難な方や、入手が困難な避難所、病院等。
費用:会員各社の負担。
ストーマ用品の供給ルート
詳しくは、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ホームページを参照。
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