2015/04/30ストーマケア
ストーマ周囲皮膚障害の重症度を評価するスケールである「ABCD-Stoma®」は、一般社団法人日本創傷・オストミー・失禁管理学会が作成したアセスメント・ツールである。
ストーマ周囲皮膚障害は初期に適切なケアを行わないと重症化してしまい、周囲皮膚の強い痛みやかゆみに悩まされることが多くある。こうした事態を防ぐためには、ケアにかかわる医療従事者とオストメイトが共通の言語をもってストーマ周囲皮膚の評価を行う必要がある。この共通言語をもって、オストメイトのセルフケア指導を行うことが求められている。当学会が作成した「ABCD-Stoma®」はストーマ周囲皮膚障害の重症度を客観的に評価できるもので、そのスキンケアツールとして「ABCD-Stoma®ケア」が活用できる。
「ABCD-Stoma®ケア」は、「ABCD-Stoma®」によって採点した結果をもとにして、どのようなスキンケア方法が適切かを導き出すもので、これを有効に使うことによって科学的で標準化されたスキンケアが可能になる。「ABCD-Stoma®ケア」は以下のような構成になっている。
詳しくは、一般社団法人日本創傷・オストミー・失禁管理学会の下記ホームページを参照。
http://www.jwocm.org/
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