アルメディアWEB
   

アルケアが運営する医療・ケアの情報サイトです。

  • ホーム
  • 栄養ケア
    • 栄養ケアトップ
    • ナースが知っておきたい栄養の基本と栄養サポートの進め方
    • 胃瘻(PEG)トラブルを防いで、的確な栄養管理を行う 在宅での胃瘻管理もふまえて
  • 摂食・嚥下ケア
    • 現場でできる!摂食嚥下(えんげ)ケア
  • 口腔ケア
    • ムリなく ムダなく できる! 口腔ケア
  • 呼吸ケア
    • ~特集~“息苦しさ”をもつ慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんに対する呼吸リハビリテーションの実際
  • スキンケア
    • スキントラブル解決Q&A
  • 運動器ケア
    • 筋力低下に対する運動療法
  • 創傷ケア
    • 創傷ケアトップ
    • 糖尿病性足病変に対する治療・フットケア
    • ガイドラインに基づく まるわかり褥瘡ケア
    • 動画でわかるポジショニングと
      体位変換の基本と進め方
  • 排泄ケア
    • 排泄ケアトップ
    • ナース・介護者が知っておきたい
      おむつの選び方・使い方
      :おむつかぶれを防ぐケアの実際
    • (ナースのための)危険な病態につなげない!“重篤な便秘”を見抜く・ケアする
  • ストーマケア
    • ストーマケアトップ
    • ストーマを保有する認知症患者への対応と認知症ケアの基本
    • ストーマケア・ナーシング
    • ストーマ・ライフ
    • 小児ストーマ
  • 下肢静脈瘤ケア
    • 下肢静脈瘤を正しく見極める
  • 認知症ケア
    • 認知症の人の在宅ケアを考える
    • ストーマを保有する認知症患者への対応と認知症ケアの基本
  • エキスパートオピニオン
    • エキスパートオピニオントップ
    • Dr.明人(メイト)のオンライン相談室
    • スペシャルインタビュー
    • 特集
    • ALMovie
    • タイアップ記事
  • ニュース
  • 用語集
  • エキスパートオピニオン >
  • 特集 >
  • “息苦しさ”をもつ慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんに対する呼吸リハビリテーションの実際

ログイン

会員メールアドレス

パスワード

  • パスワードを忘れた方

ログイン

  • 会員登録(無料)はこちら
  • 会員登録するとできること

ログインしています

会員情報変更

※パスワードの変更もこちらから

ログアウト

  • “息苦しさ”をもつ慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんに対する呼吸リハビリテーションの実際
    • Part1 息切れを訴えるCOPDとはどのような疾患ですか?
    • Part2 息苦しい患者さんの呼吸の特徴と評価方法はありますか?
      • 1.COPDの特徴
      • 2.息切れの評価と経皮的酸素飽和度(SpO2)
    • Part3 COPD患者さんの呼吸リハビリテーションはどのように進めていったらよいでしょうか?
      • 1.呼吸リハビリテーションの考え方
      • 2.開始時のプログラム構成
    • Part4 息切れや低酸素血症を認める患者さんの日常生活動作の評価とアプローチはどのようにしたらいいでしょうか?
      • 1.ADL評価
      • 2.息切れや低酸素血症を起こしやすい4つの動作パターンとアプローチ方法(表1)
    • Part5 増悪入院を繰り返さないために
      • 1.身体活動性を高めるアプローチ
      • 2.セルフマネジメント教育
  • 特集一覧へ

~ 特集 ~
“息苦しさ”をもつ慢性閉塞性肺疾患(COPD)の患者さんに対する呼吸リハビリテーションの実際

2020年5月公開

佐野裕子

Respiratory Advisement Ys'
理学療法士(2020年5月現在)

目次
Part1 息切れを訴えるCOPDとはどのような疾患ですか?
Part2 息苦しい患者さんの呼吸の特徴と評価方法はありますか?
  • 1.COPDの特徴
  • 2.息切れの評価と経皮的酸素飽和度(SpO2)
Part3 COPD患者さんの呼吸リハビリテーションはどのように進めていったらよいでしょうか?
  • 1.呼吸リハビリテーションの考え方
  • 2.開始時のプログラム構成
Part4 息切れや低酸素血症を認める患者さんの日常生活動作の評価とアプローチはどのようにしたらいいでしょうか?
  • 1.ADL評価
  • 2.息切れや低酸素血症を起こしやすい4つの動作パターンとアプローチ方法(表1)
Part5 増悪入院を繰り返さないために
  • 1.身体活動性を高めるアプローチ
  • 2.セルフマネジメント教育

在宅や老人保健福祉施設などで、脳血管疾患や神経筋疾患、整形外科疾患の患者、利用者の方が、息切れが原因で運動ができなかったり、日常生活動作がスムーズにできなかったりする場面に遭遇することがあります。苦しいので動くことが億劫になり、出歩くことに不安や恐怖心さえ抱くようになり、どんどん廃用が進行してしまいます。脳梗塞や虚血性心疾患など、多くの疾患の原因として喫煙が関連しています。つまり、老化や廃用による呼吸機能の低下だけではなく、喫煙が原因で生じる“COPD”が潜んでいることがあります。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、“Chronic obstructive pulmonary disease”の略で、従来は、慢性気管支炎や肺気腫と呼ばれてきた病気の総称です。わが国では約530万人と推定されていますが(NICE studyによる)、実際に治療されているのは十数万人であり、COPDと診断されていなくても実際はそうである方々が多く存在します。WHO(世界保健機関)の2015年の調査では、COPDは死亡原因の第4位に位置づけられていますが、今後は第3位になると予測しています。

COPDの最大の危険因子は、“タバコ煙”です。喫煙者の15~20%がCOPDを発症するといわれています。タバコは、まさに「百害あって一利なし」です。タバコ煙を吸入、曝露することで気道や肺の炎症が起こり、咳や痰が出たり、気管支が細くなることによって空気の流れが低下します。また、肺胞が破壊されて、肺気腫という状態になると、酸素の取り込みや二酸化炭素を排出する機能が低下してしまいます。COPDではこれらの病変が複合的に起こっています。

この特集では、COPDという疾患についての理解から始まり、息苦しさを訴える患者さんに対してどのように評価し、アプローチをするか、呼吸リハビリテーションの観点から紹介します。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 特集一覧へ
  • 当サイトのご利用にあたって
  • プライバシーポリシー
  • 会員利用規約
  • 会員情報変更・退会
  • 運営会社について
  • サイトマップ
  • よくあるご質問/お問い合わせ

アルケア株式会社©ALCARE Co., Ltd.

ページトップへ