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2020年5月公開
Part5 増悪入院を繰り返さないために
2.セルフマネジメント教育
佐野裕子
順天堂大学 医療看護学部
大学院 医療看護学研究科 臨床病態学分野
准教授/理学療法士
呼吸リハビリテーションの中で、“患者教育”の位置づけは、疾患の予防、診断、管理のすべてのプロセスで重要です。
『呼吸リハビリテーションに関するステートメント』の中でも、「セルフマネジメント教育は、健康問題をもつ人が疾患に関連する知識を得るだけではなく、自身が多様な価値観に基づき達成目標や行動計画を医療者と協働しながら作成し、問題解決のスキルを高め、自信をつけることにより健康を増進・維持するための行動変容をもたらす支援である」と定義づけられ、患者教育の重要性が示されています1。
患者さんは、病気をどれくらい理解しているのか、増悪入院しないように活動的に過ごすためには何に気をつけて、どのような生活をしていくか、などをともに考え、実践し、継続していけるようにサポートしていくことが私たちの重要な役割です。
多専門職がチーム医療として提供することが望ましく、患者さんの多くが高齢であり、多面的なケアが必要です。急性期施設から安定期・生活期、在宅医療、緩和、終末期に至るまで、机上の空論ではない現実的な連携も求められています。
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