在宅療養を続けるための要のひとつ!

服薬管理で訪問看護師に
求められること

在宅での薬剤適正化には、
療養者の日々の状態変化や
家族との生活の状況など看護師の視点が大切
  • 適切に服薬を続けるためにできる具体的サポートがわかる
  • ポリファーマシー時に医師・薬剤師にフィードバックしたい点を紹介
  • 薬剤によって生じる“老年症候群”を疑うポイントや対応を解説
監修・執筆
佐々木淳
医療法人社団悠翔会 理事長
一部会員限定
ページあり!

2024年12月公開

在宅療養の場では、複数の慢性疾患をあわせ持ち、いくつもの薬を内服している療養者が多いです。特に高齢の在宅療養者や、ケアする家族も高齢な場合、認知機能や巧緻性の低下などに伴い、薬の飲み忘れや飲み間違いなどが生じがちです。また、複数の薬剤が重なることで有害事象が生じることも珍しくありません。
本記事では、老年医療において問題となっているポリファーマシーや薬剤起因性老年症候群について、基本的知識やアセスメントのポイント、対応を紹介します。また、在宅での服薬管理への考え方と留意点、医師や薬剤師との連携について解説し、訪問看護師だからこそできること、気づきたいことをまとめています。
「主治医の指示どおりに薬を飲ませることを遵守する」のではなく、在宅療養という生活の場で、患者さんがよりよく生きていくためにどのような服薬管理が必要になるかを考えていきましょう。

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