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2017/09/27

現場の臨床力アップに貢献する認定看護師18,000人超。認定看護管理者は3,000人超え

日本看護協会の「認定看護師」制度が発足して23年が経ち、各領域の認定看護師の活動は、現場の臨床力を確実にアップさせている。この8月には新たに1,478人の認定看護師を加え、21分野1万8,728人になった(図1、表1)。特に今回、認知症看護認定看護師が1,000人を超え、1,000人以上の認定看護師をもつ分野は7分野となった。認定看護師数2,000人を超える分野は、「感染管理」(2,744人)、「皮膚・排泄ケア」(2,419人)、「緩和ケア」(2,211人)の3領域である。がん看護にかかわる分野は、緩和ケアの他に、「がん化学療法看護」(1,530人)、「がん性疼痛看護」(768人)、「乳がん看護」(342人)、「がん放射線療法看護」(254人)となっており、がん関連だけで5,000人を超える。分野の重複等も考慮して、同会では、認定看護分野の再編成を目指すとともに、「特定行為研修」との関連も視野に入れた新たな認定看護師構想を進めていくとしている。

図1 認定看護師 認定者数推移

引用元:http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20170807170040_f.pdf

表1 新規認定者数(第25回)および認定看護師総数

引用元:http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20170807170040_f.pdf

認定看護師1万8,000人余のうち、病院に所属する看護師は1万6,858人と最も多く、全国2,557施設に所属している。病床規模別では、「300~500床規模」の病院が圧倒的に多いが、近年は、100床未満の病院も増えており、「100~199床」規模の病院も、5年前と比べると2倍近くになっている。都道府県別で最も多いのは山梨県(65.0%)、次いで秋田県、滋賀県、長野県、新潟県の順となっている。医療全体が「在宅へ」という流れのなかで、訪問看護ステーションに所属する認定看護師も630人と急速に増えている。分野別では、「訪問看護」(365人)、「緩和ケア」(145人)、「皮膚・排泄ケア」(41人)となっている。

また、制度発足20年目となった認定看護管理者はいよいよ3,000人を超え、今年新たに認定された454人を加えて総計3,328人となった(図2)。厳しい医療環境のなかで看護管理者の育成が病院にとって非常に重要であるという認識が高まるととともに、地域包括ケアシステム構築に向けて、自らの所属する施設だけでなく地域全体の医療・看護の質向上に取り組むなど、認定看護管理者に課せられた役割が大きいことを表している。内訳を見ると、認定看護管理者の職位のうちで最も多いのが「副看護部長」(1,153人)、次いで「看護部長」(1,097人)となっており、トップマネジャーが認定看護管理者の資格を取っている。わが国の病院数8500施設のうち1000人以上の看護部長が認定看護管理者を取得していることになる。

図2 認定看護管理者 認定者数推移

引用元:http://www.nurse.or.jp/up_pdf/20170809132215_f.pdf

詳しくは、下記の公益社団法人日本看護協会Webサイト参照

・認定看護師 21分野1万8,728人に 認知症看護分野1,000人突破 広がる活躍の場

・認定看護管理者 3,328人に制度発足20年 認定者3,000人を超える

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