2020年1月公開
5.嚥下(えんげ)時の喉頭挙上にかかわる訓練
嚥下(えんげ)時の喉頭挙上にかかわる訓練
嚥下時には、喉頭が斜め上方へ挙上することにより、食道入口部が開大(上部食道括約筋が弛緩)し、飲食物が咽頭から食道へ移送されます。また、喉頭蓋が反転し喉頭をふさぎ(喉頭蓋閉鎖)、飲食物の喉頭への流入(喉頭侵入、誤嚥)を防ぎます。
したがって、喉頭挙上能力が低い患者さんでは、飲食物などの咽頭残留や誤嚥のリスクが高まります。
喉頭挙上にかかわる訓練は、嚥下時の食道入口部の開大や喉頭挙上持続時間の延長、咽頭収縮力を改善させる目的で行います。
嚥下時の喉頭挙上にかかわる訓練を下記に示します。
シャキア訓練(頭部挙上訓練)
- 主な目的
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- 前頸部(喉頭の挙上)にかかわる筋肉(舌骨上筋群)を鍛える
- 方法
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- 1仰臥位で両肩をつけたまま、つま先を見るように頭部を挙上する
- 2頭部を挙上させたまま1分間維持する
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