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急性増悪・再入院を防ぐための慢性心不全患者の看護とセルフケア支援
東京情報大学 看護学部看護学科 教授岡田 彩子
2024年7月公開
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Part1心不全看護の重要性
Part2心臓の役割と心不全の症状
Part3心不全の基本を知る
Part4看護師が知っておきたい心不全患者へのアプローチと疾患管理の定義
Part5慢性心不全患者の患者・家族ケア実践で参考となる考え方
Part6慢性心不全患者のセルフケア支援の実際
Part7慢性心不全患者の在宅療養を支える
それでは、なぜ心不全のような状態になるのでしょうか。その原因について、心臓の状態をもとに解説していきます。
心不全は、心臓の筋肉自体が傷害を受けて、心臓のポンプ機能、特に、左心室のコンプライアンス(柔らかさ)が低下してしまった状態です。その状態を招いた代表的なものは虚血性心疾患ですが、その他に弁膜症や高血圧などにより心筋組織に長期的に負荷が加わり心不全を発症する場合もあります。
また、心臓の筋肉自体は問題ない状態でも、頻脈性もしくは徐脈性不整脈によって心臓の収縮による有効な血液の拍出が維持されない場合も、血行動態の悪化を招くことがあります。その他に、全身性の内分泌・代謝性疾患や炎症性疾患の1つの病変として心不全が引き起こされる場合もあります。近年では、
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