COVID-19対応も基本は同じ!高齢者施設での感染対策の実際 COVID-19対応も基本は同じ!高齢者施設での感染対策の実際

入所者・利用者、職員、施設に出入りする方々を
感染症から守るために
  • 感染症対策の基礎がしっかり確認できる!
  • 日常場面感染症ごとの予防対策がわかる!
編集・執筆
小澤美紀
医療法人社団三喜会
鶴巻温泉病院
看護部長/感染管理認定看護師

病院公認ゆるキャラ“鶴のまきちゃん”と

2021年2月現在

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2021年2月公開

高齢者施設は、“住まい”を提供するだけではなく、医療、看護、介護、リハビリテーション、短期入所や通所、認知症、看取りへの対応ほか、さまざまなサービスを備えて高齢者の生活を支えています。施設では安心・安全な環境が求められますが、特に冬場においてはインフルエンザやノロウイルス感染症の集団発生が毎年のように報告され、中には死亡例が出る事例も発生しています。特に、2020年の冬季を迎えて新型コロナウイルス感染症の蔓延がとどまるところを知りません。高齢者施設でのクラスター発生もクローズアップされています。

感染対策のゴール(目標)は、高齢者施設でも医療現場と同様に、入所者・利用者、職員、施設に出入りするすべての人を感染症から守ることです。費用対効果の高い方法でこのゴールを達成するためには、平常時からの感染対策に取り組むとともに、感染症が発生したときには迅速に適切な対応をすることが重要です。

現場では、「感染対策=面倒くさい、難しい」と感じることもあろうかと思いますが、対策の不足や手技の誤りから感染拡大につながることはよくあります。入所者・利用者、職員、施設に出入りするすべての人を感染症から守るために、感染対策の基本的知識と対策のポイントを復習する機会にしていただければ幸いです。

●このコンテンツに関する電子書籍
コロナ対応も基本は同じ 高齢者施設での感染対策

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