2021年2月公開
一般的には、発熱、咳、鼻汁、嗄声(かすれ声)、嘔吐、下痢、皮膚の発疹、尿の混濁等の症状から感染症を疑います。しかし、高齢者は明らかな症状が出ないことがしばしばあります。
また、症状が出ていても、「時々あることだから気にしない」と見過ごしてしまうこともあります。“何となくいつもと違う”ことが、感染症のサインであることもあるため、入所者の様子や食事量、体重、排泄等の変化に気づくことが感染症の早期発見につながります。症状から疑われる感染症と注意点を表1に示します。
表1症状から疑われる感染症と注意点
症状 | 疑われる感染症 | 注意点 |
---|---|---|
発熱 |
|
|
咳、のどの痛み、鼻汁、嗄声などの呼吸器症状 |
|
|
嘔吐・下痢などの消化器症状 |
|
|
発疹などの皮膚症状 |
|
|
食欲低下・体重減少 |
|
|
会員登録をすれば、
Part8~Part15も読めます!
COVID-19対応も基本は同じ!
高齢者施設での感染対策の実際
限定コンテンツ
実践のコツや記事などの
「限定コンテンツ」が見られる!
資料ダウンロード(PDF)
一部の記事で勉強会や
説明など便利に使える資料を公開中!
ケア情報メール
新たなコンテンツの
公開情報や、ケアに役立つ情報をお届け!
実践ケア動画
エキスパートのワザやコツが
学べる動画を多数掲載!
期間限定セミナー動画
各分野のエキスパートが登壇。
1回約15分で学べる!
電子書籍
書店で販売されている本や、
オリジナル書籍が読み放題!