患者さんの“できる”が増えるリハビリテーション
生活再建に向けて、病棟から在宅へつなげるケア
令和健康科学大学 リハビリテーション学部 学部長/
カマチグループ関東本部 リハビリテーション関東統括本部長
稲川 利光
2022年5月公開
回復期においても、不必要な臥床を避けて離床を積極的に促していきましょう。患者さんの状態にもよりますが、私たちが日常ごく自然に行っている動作に従って介助を行えば、患者さんと介助者はともに少ない負担で動作を遂行することができます。
患者さんを引き起こして座らせる、引っ張って立たせる、というのではありません。できるだけ患者さん自身の力を取り入れられるように促していくことがポイントです。そのため、介助をする私たちは健常者の起き上がりや立ち上がりの動作をよく観察しておくとよいでしょう。一連の自然な動作を理解し、患者さんにとって無理のない動きになるよう、寝返りや起き上がり、立ち上がりの介助を行います。
(1)寝返り介助
(2)ベッドからの起き上がり介助
(3)生活環境の調整(生活行為の拡大)
(4)生活空間の拡大
Part3回復期におけるリハビリテーション
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