患者さんの“できる”が増えるリハビリテーション
生活再建に向けて、病棟から在宅へつなげるケア
令和健康科学大学 リハビリテーション学部 学部長/
カマチグループ関東本部 リハビリテーション関東統括本部長
稲川 利光
2022年5月公開
浅井さんは、アスペルガー症候群の男性です。脳挫傷受傷後に当院に入院されました。入院直後は、自発的な行為をまったく行わず寝たきり状態で経過していました。
長期にわたるスタッフとのかかわりの中で、浅井さんは徐々に気持を通わせてくれるようになりました。そして、生活行為を広げていきました。そこには常に彼の行った行為に対する私たちの称賛と喜びが伴っていました。
60歳代の浅井さんは、定職はなく、独身でご兄弟と同居。日常生活は自立されていました。
ある日意識消失(てんかん発作疑い)にて転倒。頭部を強打し、救急病院に搬送され、頭蓋骨骨折と左右の前頭葉の脳挫傷と診断されました。急性期の加療を受け、約1か月後、リハビリテーション目的にて当院に入院となりました。
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