2022年11月公開
3.BPSDをもつ方への点滴治療ケア
【事例から】点滴抜去にも流血にも無関心な患者さん
【事例から】終末期、点滴自己抜去を繰り返してしまう患者さん
(1)点滴治療ケアでの“お困りごと”とケアの工夫
点滴は急性期の治療に行う大切な医療処置です。点滴が必要な際に、認知症患者さんでみられがちな“お困りごと”としては、点滴の自己抜去が挙げられるでしょう。
認知機能障害があると、なかなか点滴の必要性を理解することができなかったり、説明しても忘れてしまったりするため、ただ“邪魔なもの”と感じて抜いてしまうことがあります。固定テープの不快感や、点滴で動きが制限されること、視界にラインが入って気になることなど、自己抜去の引き金となる要素はさまざまです。
自己抜去を繰り返す患者さんでは、なぜそのような行動に至るのかをアセスメントし、原因を取り除くことが大切です(表4参照)。ルートやテープが気になってしまう患者さんには、
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