「気持ちよく出す」ことを叶える排便ケア「気持ちよく出す」ことを叶える排便ケア

看護師が行うアセスメントやケアの方法を、様々な角度から解説しています。

Part5「気持ちよく排便できる」ことに影響する要因からのアセスメント

保健学博士、保健師・助産師・看護師
コンチネンスアドバイザー
榊原千秋

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2021年8月公開

2.病歴の確認

病歴等の確認は排便困難を推測するきっかけになります。食欲不振や運動不足の有無も確認します。神経症状の有無や、腹部はもちろん陰部や骨盤底、直腸機能、肛門周辺、残便の有無の観察も行います。
●現病・既往症:妊娠・出産、婦人科疾患、更年期障害、神経疾患、骨盤内手術、膠原病、腰痛、股関節、甲状腺疾患、糖尿病、消化器疾患、がん、排尿障害
●排便困難の現病歴:発症の時期、きっかけ、具体的な症状、頻度、困っていること
●骨盤臓器下垂:膀胱瘤、子宮脱、直腸瘤
●排尿障害:尿失禁、排尿困難

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