Part3栄養・水分・服薬

office HANDinHAND 代表
一般社団法人日本病態栄養学会 理事
矢吹浩子

一部会員限定
ページあり!

2024年8月公開

4.心不全の再入院を防ぐ食事・塩分摂取の目安と実際の献立

Key point

  • 患者が普段摂取している塩分量を計算し、塩分過多があれば食の傾向を大きく変えずに減塩調整する。
  • 塩分制限が摂食量減少につながらないように、塩分の使い方を工夫する。
  • 目標摂取エネルギーの約12%をタンパク質で補う。
  • 多方面から患者の環境や食事傾向をアセスメントして、先手先手で支援する。

心不全の進展ステージは心不全症候がないステージA・Bと、症候を認めるステージC・Dに分類されます(図1)。ステージが進むほど入院加療が必要になるため、在宅では、食事管理による予防ケアが重要です1

図1心不全の進展ステージ
図1 心不全の進展ステージ

(文献2,3を参考に作成)

急性増悪・再入院を防ぐための慢性心不全患者の看護とセルフケア支援

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