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こんなこと知りたかった！在宅で行う看護ケアの“コツ”と“わざ”
群馬大学大学院保健学研究科 教授内田 陽子
2024年8月公開
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Part1創傷・褥瘡
Part2排泄
Part3栄養・水分・服薬
Part4認知症・せん妄
Part5その他
Key point
年をとると、不安なできごとが増えていきます。病気のことや老後のこと、経済的なことなど、積もる不安を抱えている高齢者は多いです。したがって、抗不安薬を服用している高齢者は少なくありません。抗不安薬は75歳以上の高齢者や認知症高齢者（特にレビー小体型認知症）の人には副作用が出やすく、過鎮静もその１つです。抗不安薬が効きすぎ、眠気やふらつきが起こる状態です。
過鎮静は静かになり、手がかからないので見過ごしやすい症状ですが、要注意です。なぜなら、過鎮静
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