A.薬効があるのは主薬です。基剤は主薬を溶解して皮膚に浸透させます。
上出良一
2018年6月公開
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外用薬は基剤と主薬でできており(図1)、基剤に薬効のある主薬(配合剤)を混ぜ合わせて調製されています。基剤は主薬を溶解し、かつ皮膚に浸透させる役割があります。主に油脂性基剤と乳剤性基剤が使われています。その他、ゲル剤、テープ剤、液剤、スプレー、泡状なども使用部位に応じて使われます。
皮膚疾患の種類により必要とされる薬効を有する主薬を選び、局所の皮膚状態(乾燥か湿潤か)で基剤を選びます。皮膚に対して最も刺激が少ないのは油脂性基剤で、ワセリンベースの基剤が多く使われています。液剤は時に刺激作用があるため、湿潤面や掻破痕がある部分には不向きです。使用感も併せて基剤を選択します。
図1外用薬の主薬と基剤
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ハイリスク・スキントラブルへの対処