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Part1 褥瘡(じょくそう)はどうしてできる? どう治す?

褥瘡(じょくそう)はどうしてできる?

 褥瘡は耐久性が低下している組織に限局的な圧迫が加わって起こります。ただ、褥瘡は局所の問題だけではありません。局所がこのような状態になるには、さまざまな要因があります。

 褥瘡を発生させる要因には、大きく分けて、「個体要因」と「環境・ケア要因」があります(図6)。

  • 個体要因:基本的日常生活自立度、病的骨突出、関節拘縮、栄養状態、浮腫、多汗、尿・便失禁。
  • 環境・ケア要因:体位変換、体圧分散用具、頭側挙上、座位保持、スキンケア、栄養補給、リハビリテーション、介護力。

図6 褥瘡発生のさまざまな要因

図6 褥瘡発生のさまざまな要因

日本褥瘡学会学術教育委員会:褥瘡発生要因の抽出とその評価.褥瘡会誌2003;5(1-2):136-149.より引用

 さらに、褥瘡が発生しやすい状況をまとめると表1のような要素が挙げられます。

 特に、日本人の高齢者はやせ型の人が多いので、骨突出部に褥瘡ができやすいといえます。欧米人の褥瘡との違いです。

表1 褥瘡が発生しやすい状況と要因

状況 要因
寝たきりの高齢者 自力体位変換困難、低栄養、廃用性萎縮、スキンケア困難、拘束、ネグレクトなど
急性期 発熱、疼痛、知覚低下、意識障害など
周術期 術前安静、術中体位、手術時血圧低下、カテコールアミン、術後疼痛除去
特殊疾患・状態 脊髄損傷、神経変性疾患、精神疾患、鎮静薬使用、身体抑制、急性薬物中毒、糖尿病、血液透析など
終末期 疼痛、呼吸困難、低栄養

上出良一:褥瘡発生の要因.褥瘡治療・ケアトータルガイド,照林社,東京,2009:24.より引用

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