2023年2月更新(2016年6月公開)
失禁への対応はスキンケアだけにとどまりません。湿潤予防のためのアルゴリズムに沿って、適切なアプローチを行うことが求められます(図1)。尿失禁は、腹圧性、切迫性、混合性、溢流性、機能性などのタイプに分けられます(表1)。失禁のタイプに応じて適切なケア方法を選択します。
失禁への対応の代表的なものは、適切なおむつ、パッドの使用です。失禁量をアセスメントし、適切な吸水性をもつ排泄ケア用品を選択します。男性の場合は、陰茎固定型収尿器の使用も有効です(図2)。
難しいのは、便失禁への対応です。水様便の付着が頻繁にある場合は、肛門括約筋の弛緩によって便が少量ずつ漏れるときがあり、肛門プラグの適用が考えられます(図3)。
さらに、