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Part2 褥瘡(じょくそう)のアセスメントと見方の基本

褥瘡(じょくそう)になる発赤とならない発赤

特集:ナースが知っておきたい
褥瘡の正しい見方と外用薬の使い方
その1 褥瘡の的確なアセスメント

 発赤(紅斑)が見られたら、これが「持続性の発赤」なのか「一時的な発赤」なのかを見きわめる必要があります。「持続性の発赤」は、血管の破綻によって赤血球が漏出したもので、これは褥瘡になります。褥瘡は不可逆的に阻血障害に陥った状態ですから、発生初期には「発赤」となって現れることが多いのです。

 一方、「一時的な発赤」は、真皮深層の微小血管の拡張による「反応性充血」で、褥瘡ではありません

 「持続性の発赤」か「一時的な発赤」かを見分ける方法として、「指押し法」「ガラス板圧診法」があります(図4)。褥瘡予防・管理ガイドラインでは、「推奨度C1(根拠は限られているが、行ってもよい)」になっています。

指押し法は、発赤部分を指で3秒押して白っぽく変化するかどうかを見ます。白くなる場合は、「可逆性のある」皮膚の状態(反応性充血)であり褥瘡ではありません。白く消退しない場合は「持続する発赤」で褥瘡と判断できます。

 ガラス板圧診法では、透明プラスチック板を発赤部に当て、白く消退する場合は反応性充血、消退しない場合は褥瘡と判断します。

 ガラス板圧診法のほうが、力の加減がしやすく、また皮膚圧迫時の退色についても観察しやすいことから活用されやすいとされています。

図4 発赤の見きわめ方法(指押し法とガラス板圧診法)

図4 発赤の見きわめ方法(指押し法とガラス板圧診法)

日本褥瘡学会編:褥瘡か否か.在宅褥瘡予防・治療ガイドブック-第3版,照林社,東京:34.より引用(写真提供:大桑麻由美)

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その1 褥瘡の的確なアセスメント

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